つみたてパラダイム

2000年問題ならぬ老後2000万円問題に抗うブログ

つみたてパラダイム

【朗報】グローバル3倍3分法の信託期間が「無期限」に変更されるようです【グロ3】

 

↓米国株ブログ人気ランキングはコチラ
にほんブログ村 株ブログ 米国株へ

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ

 

f:id:hayachinense:20200625174429j:plain

 

 

2018年10月4日から運用開始となったレバレッジ型バランスファンドの始祖である「グローバル3倍3分法」ですが、この度めでたく信託期間が「無期限」に変更される事になりました。グローバル3倍3分法ホルダーにとって朗報です。

 

グローバル3倍3分法は信託期間「無期限」へ

ファンドに関するお知らせで確認

f:id:hayachinense:20200625180046j:plain
出典:日興アセットマネジメント

 

2020年6月24日に公開された「グローバル3倍3分法ファンド(1年決算型)直近1週間の基準価額騰落の要因分解(2020年6月19日時点)」レポートのお申込みメモにて、信託期間の項目に無期限へ変更する旨が追記されていました。予定では2020年12月24日付で無期限に変更との事で、同時に交付目論見書も更新されています。

 

そういえば10年の信託期間については、2019年10月26日に六本木・東京ミッドタウンで行われた公開対談イベント「山崎元が斬る!グローバル3倍3分法」の質疑応答で「長期投資・長期保有を推奨していながら信託期間が10年なのは何故か?」というツッコミが入っていました。

 

これに対して日興アセットマネジメントの有賀さんは「商品組成時に一旦10年の設定をしているが、その後運用資産の流出入や運用の可否・持続可能性等をチェックした上で期間の変更等をすることがある」と回答していたので、グローバル3倍3分法はその条件を全て満たしたという事ですね。

 

運用資産の流出入

f:id:hayachinense:20200625205731j:plain

出典:日興アセットマネジメント

 

グローバル3倍3分法の2020年6月25日時点での純資産総額は、1年決算型が「3868億円」、隔月分配型が「2083億円」となっており、合計約5951億円です。設定時の繰上償還の条件の1つとして「純資産総額が10億円を下回る」がありますが、現状は全く問題ありません。

 

しかしコロナショックで競合ファンドの優位性が露わになった事で、リターンの良いファンドへ乗り換えが発生してしまったため、流入が極端に減って純資産総額は直近減少傾向にあります。とは言え、流石にここから10億円を下回ることは考えにくいので、純資産総額に関しては無期限の条件をクリアしたと判断出来ます。

 

運用の可否・持続可能性

f:id:hayachinense:20200625213023j:plain

出典:日興アセットマネジメント

 

グローバル3倍3分法は設定来から2020年2月まで、日本REITの凄まじい上昇により基準価額をガンガン上げていきましたが、コロナショックという全資産同時下落により利益を全部吐き出してしまいました。

 

流石にこれは想定外の出来事であり、完全に嫌な事件だったねレベルの貰い事故でしたが、一応ちゃんと反発して戻ってきており、これなら10年以上運用を続けても問題なかろうという判断でしょうか。コロナショックはレバレッジ型バランスファンドの仕組みを試す壮大な運用実験だったと考えれば、早い段階で結果が出てラッキーだったかもしれませんね。

 

無期限になったグローバル3倍3分法を保有する意味

f:id:hayachinense:20200625221452j:plain


上記はグローバル5.5倍バランスの設定日である2020年2月12日を起点とした私の保有する4つのファンドの値動きになりますが、グローバル3倍3分法だけS&P500に3%くらい負けています。コロナショックの期間だけで見ると、グローバル3倍3分法は他のレバレッジ型バランスファンドだけでなくS&P500にすら劣っていると判断されがちですが、これはあくまで短期での話です。

 

 

f:id:hayachinense:20200625223625j:plain

 

設定来の長期(と言っても数年ですが)で比較すれば、グローバル3倍3分法はS&P500に十分差をつけたリターンで勝っています。コロナショックでは尋常じゃない落ち方をしましたが、今後全資産同時下落するような局面が再び訪れたとしても、基本的にはS&P500を上回るリターンを出し続けるのではないか、というのが私の見解です。

 

 

f:id:hayachinense:20200625235329j:plain

 

現在REITが出遅れており基準価額上昇の足枷となっていますが、株式が割高になって売られ始めた場合、その資金の流入先はREITと考えています。グローバル3倍3分法はREITの割合が資産300%の内40%と少なめですが、株式が伸び悩んだ際はREITが上昇する可能性がありますので、少しくらいなら資産として保有していても悪くないと思っています。

 

REITはチャートを見る限り右肩上がりとは言い難く、お世辞にも良い形とは言えませんので、大量に保有するのは正直怖い資産ではあります。しかし定期的に上昇する局面もある事を考慮すると、資産として組み込む価値はあると考えます。

 

なので分散投資という意味で、REITが含まれたバランスファンドを持っていてもいいかな?というのが私の考え方ですかね。USA360はREITないですし、グローバル5.5倍バランスは日本REITが極めて少ないので。

 

まとめ

グローバル3倍3分法は信託期間の変更条件を満たした事で、2020年12月14日付で信託期間が無期限となります(予定)。これで10年という縛りがなくなったので、名実ともに長期投資・長期保有を推奨出来るファンドとなったのは嬉しい限りですね。

 

信託期間最後の年に大暴落が起こったら目も当てられませんが、無期限であれば耐えるも良し、買い増しするも良しなので、強制償還という不安が無くなった事は非常に大きいと思います。

 

現状のグローバル3倍3分法はあまり良い結果が出せていませんが、長期投資をする上でリターンが良い年もあれば悪い年も当然ありますので、基本的には長い目で見る事が大切だと思います。信託期間が無期限になったという事は、時間を味方につける事が可能になったとも取れますので、短期の動きに翻弄されず、時間をかけてじっくり積立していきたいものです。