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【USA360】楽天・全米株式と楽天・米国レバレッジバランスのコロナショック後の上昇率について【楽天VTI】

 

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米連邦公開市場委員会(FOMC)が2022年まで米政策金利をほぼゼロ金利に据え置くと発表したので、あくまで希望的観測ですが、利上げの心配は暫くなくなりました。利上げの心配がないという事は、債券価格の急激な値下がりが起こらないという事で、レバレッジ型バランスファンドにとっては朗報です。

 

今まで利上げによる債券価格の下落を懸念して積立を控えていたUSA360ですが、FOMCの一件で踏ん切りがついたので、新しいフレンズとして積立仲間に加える事にしました。

 

USA360は償還日が設定されていないので、強制償還されない限りは末永くお付き合い出来るレバレッジ型バランスファンドですが、「楽天VTI」という直接的な競合相手がおり、USA360は楽天VTIを大きく負かさないと存在価値がありません。

 

信託報酬も楽天VTI:0.132%(税込)、USA360:0.4675%(税込)となっているので、似たようなリターンの場合は信託報酬差で負けてしまいます。はたしてUSA360は楽天VTIに未来永劫勝ち続ける事が出来るのでしょうか。

 

楽天VTIとUSA360のリターン差について

現時点でのトータルリターンはUSA360の圧勝

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USA360が設定された2019年11月5日を起点とした2020年6月22日までのチャートです。楽天VTI(米国株式100%)とUSA360(米国株式90%+米国国債270%)は、コロナショック前までは抜きつ抜かれつの戦いを繰り広げていましたが、コロナショックの暴落局面では株式の売りに対して債券の買いで基準価額の下落を抑制し、USA360は楽天VTIに大きく差をつける形となりました。

 

トータルリターンは2020年6月22日時点で、楽天VTIが「-0.66%」、USA360が「+17.04%」、リターン差は「17.7%」と、終わってみればUSA360の圧勝でした。しかし注目するべきところは実はリターン差ではなく、大きく反発を始めた2020年3月24日からの上昇率についてです。

 

反発後の上昇率は楽天VTIの方が上

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2020年2月21日から始まったコロナショックにより、USA360が底値をつけたのは2020年3月19日、楽天VTIが底値をつけたのは2020年3月24日でした。そこで3月24日を起点とした両ファンドの上昇率を確認するために、赤枠部分を拡大してみます。

 

 

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実は3月24日を起点とした上昇率では、楽天VTIがUSA360に勝っています。要因としては、米国株式100%の楽天VTIに対してUSA360は90%であるという事と、反発後は株式が買われて債券が売られ、米国国債の価格がジワ下がりしていたという事です。株式10%差の値上がり分と債券270%の値下がり分がUSA360の基準価額に影響しており、期間中最大で8%くらい楽天VTIが勝っています。

 

ただUSA360はディフェンスに定評があり、FOMCが行われた6月9日から10日にかけて少し強めの下落がありましたが、楽天VTIほどは下げずリターン差を4%くらい縮めています。USA360は上昇局面では楽天VTIにやや劣りますが、下落局面では楽天VTIほど大きく下げないという特性があるため、値動きの安定感は期待出来そうです。

 

まとめ

株式10%の差と、今後値下がりが続くかもしれない米国国債の動向によっては、楽天VTIの方がUSA360よりも優れた結果を出す可能性は十分考えられます。USA360が楽天VTIに勝ち続けるためには「利上げされず定期的に大きめの下落が起こる事」が条件として必要かもしれません。

 

ただ利上げはともかくとして定期的な下落は普通にあると思っているので、長期で見るならUSA360が勝つんじゃないかなという期待はあります。まずは一旦利上げがされないとされる2022年まで、動向を見守りながらコツコツ積立していきます。