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【米国株】投資は余剰資金でするという考え方について【若者に人気】

 

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楽天証券では米国株を取引する若者の割合が、ここ数年で急増しています。背景としては、最低取引手数料の撤廃(2019年7月)やスマホアプリ「iSPEED」による簡単取引(2020年3月)などトレード環境が著しく改善されてきた事があげられるそうです。

 

一昔前の株の取引は、電話や証券会社に直接行かなければ注文出来ませんでしたが、今はスマホ1つで何でも出来てしまう時代。若者が日常的に使いこなすスマホを見据えて、証券会社は簡単お手軽なトレード環境を用意する事で投資へのハードルを下げ、新規顧客を獲得出来て満足、若者はスマホで低コストなトレードが出来て満足と、まさにwin-winの関係が成り立ってきました。

 

その結果、新社会人で「投資を始めた」という報告をよくTwitterで見かけるようになりましたが、これって普通に凄い事だと思いませんかね。私が社会人なり立ての頃は、給料が入ったら好きなもの買って好きなもの食べて、後は戸建買うためにひたすら貯金の生活をしていたので、投資なんて微塵も考えた事ありませんでしたよ。金融リテラシー?何それ?恋愛サーキュレーションの友達?とかそういうレベル。

 

でも時々、極限まで節約して生活費を削りに削りまくって資金を捻出している方がいたりしますが、それは流石に大丈夫なのかなと思う事もしばしば。節約は別に悪い事ではないと思いますが、そこまでして若いうちから無理矢理お金を捻出して投資する必要ってありますかね。無理なく少額からの投資でも、十分金融リテラシー高い部類なんじゃないのかなと。

 

あなたは余剰資金で投資をしていますか

 

余剰資金の考え方

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自分の保有する資産の中で、普段の生活費や緊急時・非常時に必要な備え、いわゆる生活防衛資金を除いたお金が一般的に「余剰資金」と呼ばれています。仮に目減りもしくは無くなったとしても生活に支障が出ないもので、半年分の生活費がキャッシュで残されていれば残りは余剰資金という考え方だそうです。

 

東京で一人暮らしをする社会人の月の生活費は大体18万円前後と言われていますので、キャッシュとして110万円くらいあれば残りは余剰資金という扱いですかね。まぁ車とか大きい買物を予定している場合は、生活防衛資金とは別にキャッシュを用意する必要があるのでその限りではありませんが。

 

ちなみに実家住まいや生活を切り詰めて投資をしている人の生活防衛資金は大体50万円前後だそうです。月にして8万円程度で生活出来るって相当なもんですね。

 

鵜の真似をする烏

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普通のサラリーマンが投資で大きな利益を出しているのをSNSで見て、「これなら自分にも出来そうだ」と思い立ち、株式投資を始めた人がいました。すると思った以上に利益が出たので「これは元手を増やせば更に利益が出るぞ」と考え、生活費の無駄を徹底的に切り詰め、投資にどんどんお金を回すようになりました。もちろん生活防衛資金も極限まで切り詰め、生活費1ヵ月分です。

 

安い家賃のアパートへ引っ越し、食費・通信費・被服費から始まり、交際費・娯楽費・嗜好品もガンガン削り、医療保険や生命保険までも解約する徹底ぶり。投資額は恐ろしいスピードで増えていきましたが、生活費にお金を回さなくなったので自身の姿はどんどんみすぼらしいものとなっていき、不摂生な食生活も相まって大きな病気を患ってしまい、あれよあれよと手術込みの入院に。

 

医療費の支払いをするために仕方なく生活防衛資金を引き出しましたが、想像以上の請求に困惑。医療保険も解約してしまっているため、支払いをするためには株を売るしかありません。しかしタイミング悪く大きく下落しているところで売る事になってしまったため、元手も大きく目減りしていました。

 

退院後、彼は言いました。「株なんてやらなければ良かった」と。

 

そんな生活防衛資金で大丈夫か

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生活防衛資金は普段の生活費の半年分のキャッシュがあれば、後は全て余剰資金、全額投資に回しても「大丈夫だ、問題ない」という話でしたが、私は投資に対して慎重というか臆病な事もあり、保有する資産の10%程度しか投資に回していません。残り90%は生活防衛資金です。

 

私は老後までに「投資額+利益」で2000万円確保出来ればいいな、という考えで投資をしており、セミリタイアとかそういうのは現時点で全く考えていません。仮に生活費半年分の生活防衛資金を残して力いっぱい積立投資したら、今以上に大きな利益が出るかもしれません。でもそれは絶対にしません。いくら過去のチャートが右肩上がりだったからって、未来もそうなるとは限らないと疑っているからです。

 

どこまでいっても「投資は自己責任」であり、失敗は全て自分のせいとなります。私の考える余剰資金とは、生活防衛資金を除いたお金ではなく、「無くなっても問題ないお金」にウェイトを置いています。だから「レバレッジ型バランスファンド」という奇妙奇天烈摩訶不思議、奇々怪々なハイリスク投資信託に手を出しているのか、と言われたら「はいそうです」としか言えないのですがね。

 

なんかこう書くと最初からお前には期待してねぇみたいな感じですけど、一応ちゃんと期待はしてますよ。2000万円目指してガンガレ、超ガンガレ。

 

まとめ

余剰資金に対する考え方は人それぞれですが、投資は無理してやるものではありませんので、身の丈にあった資金繰りを心掛けましょう。月の生活がカツカツで今月は投資にお金を回せないと思ったら、それは正常な考えです。投資にお金を回したら生活がカツカツになったと思ったら、それは頭ハッピーセットです。

 

米国株式は1株から購入出来ますが、有名どころの株は1株でも結構お高いです。2020年6月22日時点で、アップルは349ドル(約37000円)、アルファベットは1424ドル(約152000円)、マクドナルドは186ドル(約19800円)くらいなので、気軽に余剰資金で買える値段とは言い難いです。アップルを1株買うために月の収入から37000円の余剰資金を捻出するのは中々大変ですな。

 

逆に投資信託は100円から購入出来るので、投資入門としては一番とっつきやすいと思っています。楽天VTIやeMAXIS Slim米国株式(S&P500)に投資をすれば、アップルに投資している事になるので、無理のない余剰資金で投資を始めたいという人には、米国株よりもまずはつみたてNISAで100円投資を始めてみるのが良いかもしれませんね。