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【長期金利低下】ゼロ金利維持で米国国債は暫く安定か【債券価格上昇】

 

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新型コロナウイルス感染拡大の影響によるリセッション(景気後退)からの早期回復を目指すために、米政策金利は2020年から2021年にかけて「0.00%~0.25%」に据え置く事が予想されていましたが、2020年6月10日に行われた米連邦公開市場委員会(FOMC)にて、今後の政策金利や見通しが発表されました。

 

米政策金利は「ゼロ金利」を維持

連邦公開市場委員会(FOMC)の見解

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連邦公開市場委員会(FOMC)は9~10日で開催した定例会合で、政策金利を「0.00~0.25%」に据え置く事を決定。また2022年まで現状の政策金利を維持する見通しも示しました。

 

パウエル議長の記者会見では「景気回復を支援するためにどんな手段でも使う」と非常に心強いコメントを残しており、気になる利上げについては「考える事すら考えていない」とバッサリ否定。1930年代に起こった世界大恐慌の過ちを繰り返してはいけないという強い意志を感じます。

 

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出典:日本貿易振興機構

 

リーマンショック後の2009年から2015年末まで、政策金利は7年間「0.00~0.25%」とゼロ金利で推移していました。今回のコロナショックでは2022年まではゼロ金利が続くとの見通しなので、米国国債の値動きは暫く安定する可能性があります。流石に余程の出来事が起こらない限りは「マイナス金利」に突入する事はないと想定していますが、まぁ未来の事は誰にもわからないので、とりあえずと言ったところですね。

 

米長期金利低下で債券上昇

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出典:ブルームバーグ

 

今回の米連邦公開市場委員会(FOMC)でのゼロ金利維持を受けて、米長期金利は低下した事で買いが先行、債券価格は上昇しました。6月11日時点での中期債の利回りは、2年債「-0.165%」、5年債「-0.120%」となっているため買いの入る余地はあまりありませんが、長期債の10年債「0.005%」、20年債「0.355%」、30年債「0.520%」は暫く買いが入りそうな気がします。

 

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出典:バンガード・インベストメンツ・ジャパン


リーマンショック後の2009年から2015年末までの7年間はゼロ金利でしたが、米国の10年超えの国債に投資する「バンガード・米国長期国債ETF(VGLT)」の値動きを見ると2016年までは堅調な推移です。ゼロ金利が続いて長期金利が低下していけば、米国国債は暫く強気相場に入るかもしれませんね。

 

USA360の上昇が強化される?

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出典:楽天投信投資顧問

 

米国国債が強気相場に入った場合、恩恵を最も大きく受けるレバレッジ型バランスファンドは、米国株式90%+米国国債270%に投資するUSA360です。段階的に利上げされると債券が株式の足を引っ張ってリターンが落ちる事が懸念されていましたが、2022年まで政策金利据え置き予定であれば話は別です。

 

米国株式の上昇に加えて米国国債のブーストがかかれば、USA360は通常の楽天VTIより大きく上昇する事が期待されます。現時点から積立投資を開始して2020年に一旦様子を見て、引き続き据え置きなら積立続行、利上げされそうになったら売却という戦法も案外ありかもしれませんね。

 

まとめ

連邦公開市場委員会(FOMC)の発表により、米政策金利は2022年まで「ゼロ金利」を維持する方向となりました。コロナショックの経済への打撃はとても強烈で、世界中に大きな爪痕を残しました。実体経済の本格的な回復はまだ見通せておらず、こんな状況下で利上げなんてとんでもないといった感じです。

 

債券に有利な状況がくれば、レバレッジ型バランスファンドも値動きの安定化が見込めるので、今回のゼロ金利維持は朗報と言えます。引き続き淡々と積立していこうと思います。