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2000年問題ならぬ老後2000万円問題に抗うブログ

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【楽天証券】ネット証券4社のつみたてNISA口座が1年で倍増した件について【SBI証券】

 

 

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2018年1月から始まったつみたてNISAは一般NISAに比べてあまり人気がなく、口座数もジワジワとしか増えていませんでした。2019年12月の時点で一般NISA「1176万口座」に対して、つみたてNISAはたった「188万口座」であり、知名度的にもイマイチ。老後資金2000万円問題で一時期脚光を浴びましたが、それでも一般NISAに迫る勢いとはなりませんでした。

 

しかしネット証券4社(楽天証券・SBI証券・マネックス証券・auカブコム証券)だけで見ると、2019年3月時点の「43万口座」に対して、2020年3月では「87万口座」と倍増していました。今やスマホで何でも出来る時代であり、口座開設もネットで楽々です。「コロナショックで株が大暴落?乗るしかない、このビッグウェーブに」と思い立ったらすぐにスマホで申込完了。便利な世の中になりましたね。

 

つみたてNISAで資産形成

若年層の意識の変化

一昔前であれば、新社会人がいきなり投資の世界に踏み込むなんて考えられませんでしたが、政府が公表した老後資金2000万円問題をきっかけに、若年層の資産形成に対する意識は日々高まってきています。ネット証券4社の投資信託積立口座はここ数年で20代が急激に増加しており、若くして将来の不安を解消しようとする堅実な新社会人が次々と投資デビューしています。

 

ましてやコロナショックという未曽有の大暴落が起こった事で、金融商品はめちゃくちゃ不安定な状態です。前に比べれば安いけど、ここからもっと下がるかもしれない、そんな安くなった金融商品を拾い集めるのは少し勇気がいりますが、少額でコツコツ始めればそんなに怖くない。100円から投資出来る「つみたてNISA」はまさに投資デビューにうってつけの制度と言えます。その気になれば20歳から投資出来るので、とりあえず口座だけ作っておいても損はありませんからね。

 

積立金額が増加傾向

つみたてNISAの口座数が倍増しただけでなく、投資信託の積立金額も増加傾向にあります。つみたてNISAが始まる前までは、投資信託への積立金額は「月5000円以下」の割合が最も多かったのですが、つみたてNISAが始まってからは「月3万円~4万円以下」の割合が最も多くなりました。

 

これはつみたてNISAの月の上限である「33333円」を満額投資する層が増えた事が要因となっており、投資信託の積立はつみたてNISAという制度のおかげで一気に資金が流入するようになった事が伺えます。

 

一般的に投資は「余剰資金」で行うものですが、社会人の毎月の貯金額は大体「2万円~5万円」が一番多いという統計が出ており、捻出出来る金額的にもつみたてNISAの月33333円はちょうど良い塩梅です。一般NISAになると月10万円ですが、余剰資金として月10万円投資に回せる人は中々いないと思われます。

 

よくTwitterで数千万単位の資産運用をしている人を見かけますが、あれは平均から逸脱した存在なので限りなく少数派であり、真似しようと思っても土台が違うのでまず無理です。「投資は自己責任」という言葉があるように、人は人、自分は自分である事を忘れないようにしたいものです。

 

まとめ

政府が公表した老後資金2000万円問題をきっかけに、ネット証券4社のつみたてNISA口座は昨年に比べて倍増しており、若年層が本格的に参戦してきた事で「投資」という言葉はより身近なものとなってきました。

 

しかし一方で「楽に儲かる」と誤解をした人がつみたてNISA年始一括投資をした結果、コロナショックの洗礼を受けて急に怖くなり損切りした、という話も少なくありません。流石につみたてNISAで損切りするのはちょっとアレですけど、実際にそういう人がいるって事は、つまりはそういう事なんだと思います。触らぬ神に祟りなし。