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【楽天VTI】楽天・全米株式と楽天・米国レバレッジバランスのコロナショックでの比較【USA360】

 

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回転寿司に入ったら「寿司」ではなくて「コロナ」が流れてきたでござる、という事で飲食業界にもコロナ旋風が巻き起こっています。兵庫県丹波市のスシローにアルバイト勤務している男性がコロナ感染者であり、よりによって「調理場担当」という悪夢。調理場ではマスクと手袋を着用して衛生面は問題ないとしても、流れてきた寿司がコロナ感染者調理によるものとわかってしまったら、お客さんは発狂しますよね。

 

でもこれって氷山の一角であり、別にスシローに限った話じゃないと思います。一歩外に出たら、いつもニコニコあなたの隣に這いよる混沌コロナウイルスの危険は誰にでもあります。どんなに頑張って防ごうとしても、インフルエンザみたいに感染するときは感染するんで、100%回避ってのは無理ゲーだと思いますよ。99%回避でも攻撃当たるときは当たりますから。

 

スパロボ的な意味で

 

そんなコロナコロナしている昨今ですが、相変わらず世界経済はコロナショックにゴリゴリ削られて衰退しています。投信もほとんどのファンドが重症で、衛生兵が大量に必要な状態です。しかしこんな状態だからこそ光るファンドも確認出来ます。

 

楽天VTIとUSA360のコロナショック比較

暴落時の債券パワーは異常

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楽天VTIの全米株式100%(VTI)に対し、USA360は全米株式90%(VTI)+米国国債270%です。USA360の設定開始日である2019年11月5日から比較すると、楽天VTIはコロナウイルスが話題になる2020年1月下旬まではUSA360に勝っていましたが、コロナが騒がれ始めると徐々にUSA360を下回るようになり、2月21日のコロナショックでズドンと綺麗なデッド・キャット・バウンスを描きながら落ちていきました。

 

対してUSA360は、リスクオフで買われだした債券のクッションにより下落を大幅に抑制します。安値で拾われた株式と債券の買いで一旦半値以上戻しましたが、「士郎、お腹が空きました」と売りのおかわりが入ったため再び下落となりました。楽天VTIも同様に下落していますが、明らかに下落幅が違います。

 

最大下落率が大きすぎる株式100%

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2019年11月5日に楽天VTIとUSA360を100万円ずつ保有した場合、2020年3月10日時点で楽天VTIは100万円が約85万円に、USA360は約102万円になっています。ちなみに直前21日の高値からの下落率は、楽天VTI「-25.59%」、USA360「-12.31%」です。リーマンショック時のS&P500は1年5ヵ月かかって「-68%」下落しましたので、短期間でこれだけ下落したコロナショックは相当なものだと思います。ていうかまだ序章かもしれませんので、これから更に下落する事もアリエール。

 

株式100%は〇〇ショックが起こると、防御する資産が何もないのでとにかく下落率が半端ない事がよくわかります。長期投資に暴落はつきものですが、一度事件が起こって両者を比較すると「債券」の重要性をひしひしと感じますね。あれこれ賛否両論はありますけど、やはりポートフォリオに債券を混ぜるのは有効だと思います。

 

投資するなら楽天VTIかUSA360か

楽天VTIはつみたてNISA対象ですが、USA360は対象外です。20.315%の税金が引かれる事と信託報酬の差を考えると楽天VTIの方が有利かもしれませんが、暴落を複数回挟んだ場合はUSA360の方が利益が出る可能性はあります。

 

eMAXIS Slim米国株式(S&P500)との比較では、20年間毎年1.6%以上トータルリターンに差をつけられるならUSA360の選択も悪くないという検証結果です。楽天VTIは信託報酬がeMAXIS Slim米国株式(S&P500)に比べてやや高めなので多少違いは出るかもしれませんが、長期で考えた場合はほぼほぼ誤差の範囲だと思われます。

 

 

まとめ

楽天VTIとUSA360は、上昇幅は楽天VTIが若干有利ですが、下落幅はUSA360が圧倒的に狭く有利です。以後暴落が全く起こらない事前提で、コロナショックが落ち着いたタイミングから積立を始めた場合は、つみたてNISAで楽天VTIを買付した方がリターンは高いと考えられます。

 

しかし長期投資に暴落は付き物です。仮に暴落を挟んだ場合はUSA360が有利になる事は今回の一件でよくわかりましたので、長い目で見るなら下落耐性のあるUSA360を選んだほうが安心感があるかもしれません。ただリーマンショックのように株式だけでなく債券も下がり続けるリスクもありますので、良くも悪くも債券270%の衝撃を覚悟した上で最終的には選ぶ必要があるでしょう。