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【執拗な追撃】eMAXIS Slim先進国株式が信託報酬を引き下げて最安に【二段攻撃】

 

 

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ニッセイアセットマネジメントは2月21日に「ニッセイ外国株式インデックス」の信託報酬を0.10989%(税込)から0.10230%(税込)に引き下げ、MSCIコクサイ・インデックスに連動する投資信託では最安となりました。その差「0.00759%」であり、100万円分保有していても年間「約76円」という非常に小さな額ですが、重要なのは「最安」と謳えるかどうかです。何かを販売するにあたってアピールポイントのインパクトは大事ですから、「最安」を巡った信託報酬引き下げ合戦は、もはや投信業界ではお馴染みとなりました。

 

最安の設定で逃げの体制に入った「ニッセイ外国株式インデックス」ですが、信託報酬の引き下げと聞いて黙っちゃいないのが、eMAXIS・eMAXIS Slimシリーズで攻めまくる「三菱UFJ国際投信」です。今回も普通に後ろから追撃してきました。

 

争え・・・もっと争え・・・

 

eMAXlS Slimシリーズの安定した対応

今回は対応が素早い

2月25日に三菱UFJ国際投信は「ニッセイ外国株式インデックス」と同じMSCIコクサイ・インデックスに連動する「eMAXIS Slim先進国株式」の 信託報酬を0.10615%(税込)から0.10230%(税込)に引き下げると発表しました。実施日は3月17日とちょっと遅めの対応となりますが、早めに発表する事で顧客と資金の流出を防ごうという作戦でしょうか。

 

SBI証券が衝撃的な信託報酬の安さで「SBI・バンガード・S&P500」を出してきたときに、三菱UFJ国際投信は「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」の信託報酬引き下げを大幅に遅らせた事で「手痛いダメージ」を食らいましたから、その教訓から素早い対応を心掛けるようになったんですかね。実に良い事です。

 

受益者還元型信託報酬率の強さ

今回の引き下げでeMAXIS Slim先進国株式とニッセイ外国株式インデックスの信託報酬は同じ0.10230%(税込)と横並びになりましたが、しかしeMAXIS Slim先進国株式は「受益者還元型信託報酬率」を採用しており、純資産残高で更に信託報酬率が引き下げされるという奥の手が用意されています。

 

一段階目の「純資産残高500億円未満の部分」の信託報酬が0.10230%(税込)でニッセイに並び、二段階目の「純資産残高500億円以上1000億円未満の部分」はなんと0.1006%(税込)となります。現在「eMAXIS Slim先進国株式」の純資産残高は840億円くらいなので、最安の称号を余裕で奪還した事になります。

 

コンスタントな引き下げが高評価

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出展:三菱UFJ国際投信

 

eMAXIS Slimシリーズは、とにかく信託報酬にこだわりがあります。eMAXIS Slim先進国株式は今回で7回目の引き下げとなり、シリーズ最多の引き下げ回数となりました。インデックス投資信託は指数に連動する投資成果を目指すため、指数が同じであれば信託報酬でしか勝負する事が出来ません。そうなると信託報酬が一番安いものが選ばれるのは必然です。

 

長期運用の中で信託報酬最安の競合ファンドが新登場してきても、「それでもeMAXIS Slimシリーズなら、eMAXIS Slimシリーズならきっと何とかしてくれる!」という仙道ばりの安心感があるので、つみたてNISAのファンド選びで迷ったら、とりあえずeMAXIS Slimシリーズのどれか選んどけば良くね?みたいな風潮はあると思います。

 

まとめ

eMAXIS Slim先進国株式が久々に信託報酬の引き下げを発表した事で、改めてeMAXIS Slimシリーズの信託報酬に対するこだわりを確認する事が出来ました。生憎私は先進国でなく米国株式(S&P500)の方を選んでしまいましたが、米国株式(S&P500)はすでに0.0968%(税込)と0.1%を切っており、もはや争いをしかけてくる競合ファンドがいません。仮に出てきたとしても三菱UFJ国際投信が寝首を掻きにいく事でしょう。

 

つみたてNISAで迷ったらeMAXIS Slimシリーズ、オススメです。