つみたてパラダイム

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【客付業務】不動産の繁忙期にお部屋探しをするのはあまり良くない件【客単価優先】

 

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うちの部署の後輩が3月から念願の1人暮らしを開始する予定で、現在お部屋探し真っ最中です。生粋のラブライバーなので、大量のグッズやフィギュアがおさまる2DKマンションを希望しているのですが、中々条件にマッチする部屋が見つからないため四苦八苦しているようです。「家賃上限なし」ならいくらでも良いお部屋はあると思いますが、限られた予算でベストなお部屋を見つけるのは一苦労です。


一応条件にあった物件を何度か内見に行ってるようですが、回数が増える毎に不動産屋が塩対応になっていると愚痴ってました。まぁ今の時期は不動産屋が最も忙しいとされる繁忙期ですし、「お前1人に時間かけてらんないから、早く決めろや」って思われているんでしょうな。

 

部屋探しは本来繁忙期を避けたい

一年で最も多い来客者数

1~3月の不動産市場は、4月から始まる新生活に向けてお部屋探しをする学生や内定者で大賑わいとなります。内定者は時間に余裕があるので早い段階からお部屋探しを開始出来ますが、学生は合格発表のタイミングが比較的遅めなので、2~3月くらいから開始する人が最も多いです。

 

この時期になると大学前や大学の最寄駅周辺で目をギラギラさせながらチラシを配っている「不動産屋の営業マン」を一度は見た事があるんじゃないでしょうか。見込み客の囲い込みは合格発表前からすでに始まっており、水面下ではお客を奪い合う不動産屋同士の熾烈な戦いが繰り広げられているのです。

 

そんな新生活に向けたお部屋探しですが、該当するのは学生や内定者だけでなく現役社会人も当てはまります。辞令により転勤や異動を余儀なくされた人や、ある程度貯金が出来たので子供部屋を卒業する人など様々です。たくさんの人が部屋探しをするこの時期に、たくさんの人が不動産屋に集中したらどうなるかは想像に容易いですね。ただでさえ人手不足な業界なので、1人1人に満足いく対応なんて相当手慣れた営業以外は出来るわけがありません。


繁忙期の営業ノルマは鬼

私は不動産屋の知り合いがいるので色々と事情を知っているのですが、やはり繁忙期の営業ノルマは相当高く設定されているようです。仲介専門の不動産屋で言えば何よりも1人あたりの客単価が重要で、例えば家賃4万円の契約なら仲介手数料は税込10%で4.4万円の利益ですが、家賃20万円の契約なら22万円の利益です。

 

単純にもらえる仲介手数料に5倍差があるため家賃4万円×5契約取るのと家賃20万円×1契約取るのでは、後者が圧倒的に効率が良いわけです。極端な話、家賃4万円の部屋を探している5人を同時に相手するより、家賃20万円の物件を探している1人を相手にしたほうが仕事として楽です。

 

悪い言い方をすれば、富裕層への対応は手厚く、貧困層への対応は適当になりやすいという事ですね。更に言ってしまえば、富裕層は文句が少なく貧困層は文句が多いので、部屋探しにかかる時間は圧倒的に「富裕層<貧困層」という図式が出来ているのです。後輩は家賃7.5万円の2DK賃貸マンションを探しているので、あまり時間をかけたくない客だと思われていてもおかしくありません。

 

閑散期は逆に手厚い

7~8月が不動産屋の閑散期で、クソ暑い中で部屋探しをする人はそんなにいません。しかし営業ノルマは低めとは言え設定されていますので、不動産屋はお得なキャンペーンを打ち出したりしてお客を呼び込もうと必死になります。お客が来るだけ全然マシな状態なので、暑さを我慢出来るならこの時期の部屋探しがもっとも手厚くなります。私も家を買うときは繁忙期を一応避けました。

 

 

まとめ

部屋探しをする人で不動産屋がごった返す1~3月の繁忙期は、4月からの新生活が余儀なくされている人以外は近寄らないほうが賢明です。いつもはお客を選ばない不動産屋が意図的に選んでくる可能性があり、じっくりお部屋を探そうとすると営業スマイルの裏でウザがられてるかもしれません。

 

もしやむを得ない事情で繁忙期にお部屋を探す事になったら、出来るだけネットで部屋の目星をつけて「短期決戦」で決めましょう。営業もニッコニコでサービスしてくれると思いますよ。