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【グロ3】グローバル3倍3分法ファンド VS 楽天・米国レバレッジバランス・ファンド【USA360】

 

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現在までレバレッジ型バランスファンドは、始祖であるグローバル3倍3分法ファンドに追随する形で色々なパターンで登場してきましたが、大きく話題になったのは2019年11月5日運用開始の、USA360こと楽天・米国レバレッジバランス・ファンドだけでした。

 

一応ウルトラバランス世界株式も、登場時はフランス国債先物と米国金先物を含む謎の資産配分で一時話題となりましたが、2019年8月23日設定より純資産額は4.82億円しか増えておらず、チャートと共に低迷気味です。

 

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ということで、今回は比較的話題に事欠かないグローバル3倍3分法と、楽天・米国レバレッジバランスを2019年12月10日時点の状態で比較してみました。

 

グロ3 VS USA360 ファイっ!

 

グローバル3倍3分法と楽天・米国レバレッジバランスの比較

ファンド情報のおさらい

2019年12月10日時点でのグローバル3倍3分法と楽天・米国レバレッジバランスのファンド情報です。以降、名称が長ったらしいので「グロ3」と「USA360」で書きます。

 

  グローバル3倍3分法 楽天・米国レバレッジバランス
資産配分 株式60%
REIT40%
債券200%
株式90%
債券270%
投資対象 世界 米国
運用会社 日興アセットマネジメント 楽天投信投資顧問
レバレッジ 3倍 3.6倍
愛称 グロ3 USA360
基準価額 12593円(2019/12/10) 10130円(2019/12/10)
設定来高値 12877円(2019/11/28) 10353円(2019/11/29)
設定来安値 9369円(2018/12/25) 9934円(2019/11/12)
設定日 2018年10月4日 2019年11月5日
償還日 2028年9月21日 無期限
純資産額 3259億円 11億円
信託報酬 0.484%(税込) 0.4945%(税込)
総コスト 0.67%(税込)
リターン(年率) 22.81%
リスク(年率) 10.18
シャープレシオ 2.08

USA360はグロ3登場の1年後に誕生しました。純資産額は1ヵ月で11億円となっており、グロ3が11億円になるまで5ヵ月かかってますのでUSA360は中々ハイペースと言えます。

 

信託報酬はほぼ同レベルとなっておりますが、グロ3は1年決算で総コストが判明し、結果は0.67%(税込)でした。よって隠れコストは0.1948%(税込)です。楽天投信投資顧問は隠れコストが割高という前例がありますので、USA360の総コストは 0.7%以上が普通にありえそう、なんて噂があったりなかったり。

 

設定来高値は共に11月28~29日で最高値更新をしておりますが、現在はやや下落傾向にあります。とはいえ、グロ3は1歳2ヵ月、USA360は1ヵ月という生まれたてのバンビみたいなものなので、多少足元がプルプルしていてもしょうがないと思います。

 

楽天証券買付ランキングでの順位

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買付ランキングは、グロ3は14位、USA360は19位となっており、12月に入ってからランキングの入れ替わりが激しくなっています。世間的には冬のボーナス支給のタイミングなので、大きな資金が投資信託に流れ込んでいることが考えられます。ちょっと前までランキング3位にいた「ブラジル株式ツインαファンド」が18位に急落していますので、つまりはそういうことでしょう。

 

 

USA360の設定来の動きとグロ3の比較

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USA360が運用開始された2019年11月5日から現在までの動きをグロ3と重ねて比較してみると、面白いことにUSA360がグロ3に2.79%の差をつけて勝っています。グロ3は11月初旬から中旬にかけて東証REIT指数の大幅下落でかなりのダメージを食らいましたので、USA360に大きく遅れを取りました。

 

グロ3は色々な資産に分散しているとはいえ、REIT部分40%は割合的に決して少なくないため、逆に分散が仇となる手痛い一撃だったと言えます。こういうとき他の資産でフォロー出来ないと厳しいですね。一方USA360は「米国のみ」というシンプルさから影響を全く受けず堅調な動きです。米国株式と米国国債だけを見ていれば良いという点もホルダーにとってわかりやすいと思います。

 

まとめ

1ヵ月間という短い期間での比較になりますので、単純にどちらが上かという判断をこれだけの内容でしてしまうのは早計ではありますが、シンプルイズベストという意味でUSA360に現時点では軍配が上がります。

 

実のところ、現在のグロ3は2019年をREITの爆発力で一気に駆け上がってきたため息切れしています。USA360はS&P500の度重なる高値更新に引っ張られてグイグイ上がっていましたが、最近のグロ3は株式が好調にも関わらずマイルドな動きになりました。むしろバランス型本来の動きにようやくなってきたと言えるかもしれません。あまり勢いが付きすぎて上昇角度が急になると大量の利確が想定されるため、年末にかけて暫くは現在の位置で調整してて欲しいものです。

 

引き続き、USA360とグロ3の動向にご期待ください。