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【政府・与党】一般NISAとつみたてNISAの一本化を検討【金融庁】

 

 

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つみたてNISAの延長が確定して間もなくですが、立て続けにNISA関連のニュースです。どうやら政府・与党は、将来的に一般NISAとつみたてNISAを一本化する方向で動き出したようです。検討段階なので一本化しない可能性もありますが、つみたてNISAの延長と合わせて、今年の12月にまとめる与党税制改正大綱に明記されるとのこと。

 

こういうときは無駄に仕事はえーなオィ

 

一本化はつみたてNISAを参考に

一般NISAの現状

一般NISAは非課税期間5年間で非課税投資枠年120万円という仕組みから、短期での資産形成に適した制度です。住宅購入や子供の学費など、数年後の大きな出費に向けて利用している人が多く、最高600万円の非課税枠はロールオーバーを含めると相当有利な節税効果があります。

 

とはいえ年120万円を投資するというのはあまり一般的ではありません。サラリーマンの平均年収は2019年で441万円であり、手取り分から月10万円、年120万円を投資に回すのは中々厳しいものがあります。ゆえに一般NISAは資産を多く持つ富裕層が過大な優遇措置を受けてしまうため、税負担の公平性が損なわれるとの指摘があります。

 

つみたてNISAの現状

一方つみたてNISAは非課税期間20年間で非課税投資枠年40万円という仕組みから、長期での資産形成に適した制度です。老後資金2000万円問題により一躍脚光を浴び、若年層を中心に徐々に広がりつつあります。老後の貯えを早い段階から投資という形で賄うことが出来、年40万円という非課税投資枠も絶妙な塩梅です。

 

投資対象の商品も金融庁が厳選した出所確かなラインアップなので、ある程度良心的と言えます。厳選されるがゆえ、本命の投資先が非課税にならないというデメリットはありますが、そこはまぁ変な投資信託選ばないようにする優しさってことでしょう。後発の制度なので、そこらへん割と手厚い感じですね。

 

NISAの問題点

一般NISA・つみたてNISAの最大の問題点は、この二つの制度が併用出来ない点です。現段階ではNISA口座を開設しても一般NISAかつみたてNISAのどちらかしか始めることが出来ません。一応1年毎に切り替えることは可能ですが、切り替えたら1年はどっちか固定です。そのため短期と長期の資産形成を両立させにくいとの指摘があります。

 

政府的にはつみたてNISAへ寄せようと頑張っているようですが、一般NISAの1161万口座に対してつみたてNISAは147万口座と圧倒的な偏りが出ているのが現状です。だって大抵の人は20年後にお金いっぱいあるより、5年後にいっぱいあるほうが幸福度高くなりますもの。若くてお金あるならやりたいこと何だって出来ますが、年取ってお金あってもやれること限られますからね。一般NISAが短期売買目的で使われるなんてわかりきっていたことです。

 

一本化への検討

まぁそんなこんなで一般NISAとつみたてNISAは、2つあることが問題となっているわけです。放っといても2023年に一般NISAは終了予定ですが、一本化の話がいきなり飛び出たということは相当クレームが凄いんでしょうね。何が何でも一般NISAをネオアームストロングサイクロンジェットアームストロング砲で仕留めたい団体がいるとしか思えませんな。

 

完成度たけーなオィ

 

政府・与党は「つみたてNISAを参考にした比較的少額の長期投資」を対象とする新制度を創設して、一般NISAとつみたてNISAを一本化する方向で検討ということですが、はたしてどうなることやら。来年まで時間をかけて細かいところを詰めていくようなので、新制度の発表までは時間がかかりそうです。一本化なんてしないで一般NISAを恒久化して、つみたてNISAと併用させてくれればそれでいいんですけどね。

 

まとめ

折角つみたてNISAの延長が決まったのに、いきなり「新制度作るから!」って言われても困りますよね。これから始めようとする人が二の足を踏んじゃいます。まぁ改悪されることはないと思いますので、いや、ありえるかもしれませんが、とりあえず続報を待ちましょう。

 

政府お得意の「新制度を作ると言ったが、いつ作るとは言っていない」にならないといいのですがね。「やっぱ一本化やめるわ」なんてことも十分ありえますし。

 

ククク、その気になれば10年20年後ということも可能だろう