つみたてパラダイム

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【迫りくる】グローバル3倍3分法は大暴落にどれくらい耐えられるのか【景気後退】

 

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グローバル3倍3分法の最悪のシナリオは、世界の金利上昇による債券の下落と株式・REITの下落が同時に発生した場合です。レバレッジ3倍も相まってとんでもない下落率になるのはまず間違いないでしょう。しかしファンドマネージャーの見解では、全てが同時に発生したとしても全部が全部ずっと落ち続けるとは考えにくく、どこかのタイミングでどれかの資産が見直される、そのためのグローバルな分散投資という話です。

 

最近ネガティブな話題ばっかりやな

 

グローバル3倍3分法の下落シミュレーション

リーマンショックのシミュレーション

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出典:日興アセットマネジメント

 

いきなりクライマックスですが、グローバル3倍3分法のリーマンショックでのシミュレーションでは「-38%」くらいの下落率でした。債券を大きく上回る株式とREITの暴落で、資産は約4割減という状態に陥ります。債券200%のATフィールドをいとも簡単に貫くロンギヌスの槍と言ったところでしょうか。やはり歴史に名を遺す大暴落です。

 

それでもS&P500の下落率「-56%」に比べればダメージをある程度軽減していますので、そこはバランスファンドならではの強みと言えそうです。

 

ふぅ危ねぇ、なんとか致命傷で済んだぜ

 

ギリシャショックのシミュレーション

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出典:日興アセットマネジメント

 

ギリシャショックでは日本株式・海外新興国株式・日本REITがやられましたが、海外先進国株式とREITの下落踏みとどまり、債券の大幅上昇でグローバル3倍3分法は「+8%」というシミュレーションでした。金融危機でもプラスのリターンを出すという結果は少々疑いの眼差しを向けたくなりますが、株式とREITに対して債券が逆相関を持つという試みが色濃く出ているからかもしれません。

 

ここまでのシミュレーション結果でわかる通り、グローバル3倍3分法はどこまでいっても「債券200%」が運用の鍵となっています。その圧倒的な防御力は凄く頼りになるんですけど、ひとたび金利上昇というイベントが発生するとあっさり反旗を翻し、とんでもない攻撃力で襲い掛かってくるということを忘れてはいけないです。序盤で仲間になったキャラがめちゃくちゃ強いんで育てまくったら、後半寝返って手に負えなくなるパターン。

 

糸目キャラは総じて信用できねぇ

シミュレーションによる最大の下落率

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出典:日興アセットマネジメント

 

シミュレーション期間中の最大下落率は「-53%」でした。先進国株式やREITに比べればマシな数値ではありますが、このタイミングで金利が上昇して債券も下落開始した場合は、まさに落ちるナイフどころか落ちるエクスカリバー状態でしょう。触れた瞬間吹き飛ぶ威力がおんどれらを襲う、まさに阿鼻叫喚の地獄絵図です。

 

グローバル3倍3分法の償還日は「2028年9月21日」ですが、それまでに株・REIT・債券の同時下落という最悪のシナリオが起こるかどうか、は考えても仕方がないので、そうなることを想定して投資はしましょうねってことで一つ。

 

まとめ

グローバル3倍3分法は手広く世界に分散投資していますが、それでも暴落は普通に食らいます。食らいますが、株・REITと債券が逆相関の状態であるうちは、例えレバレッジ3倍でも株100%ほどのダメージは食らわないというシミュレーション結果でした。