つみたてパラダイム

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【よろしい】eMAXIS Slim米国株式(S&P500)が信託報酬引き下げ【ならば戦争だ】

 

 

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なんということでしょう。SBI・バンガード・S&P500に完全にお株を奪われたeMAXIS Slim米国株式(S&P500)が、ようやく信託報酬の引き下げを実施してきました。どうやら執拗に追従するというコンセプトに偽りはなかったようで、やれば出来る子を証明してきました。これに対してSBI・バンガードがどうでるかはわかりませんが、疲弊して共倒れは勘弁してもらいたいところです。

 

争え・・・もっと争え・・・!

相当頑張ってるeMAXIS Slim米国株式(S&P500)

SBI・バンガード・S&P500と互角のバトル

S&P500に投資するインデックス投資信託なら、今年9月にSBI証券から登場したSBI・バンガードが一強とまで言われる存在に成り上がりましたが、eMAXIS Slim米国も黙っちゃいませんでした。

 
  SBI・バンガード・S&P500 eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
信託報酬 0.0938% 0.1650% → 0.0968%

 

SBI・バンガードの最安値には届きませんでしたが、その差「0.003%」まで縮めてきました。ここから隠れコストを加えた実質コストがどうなるか見ものですが、SBI・バンガードは1年目ということで隠れコストが大きくなる予想が出ております。eMAXIS Slim米国が巻き返す可能性は十分あるでしょう。

 

コスト差はどうなったか

では恒例の、毎月の積立金額33333円、年利5%、積立期間20年でかかる信託報酬の差「0.003%」のみをざっくり算出してみました。

 

-20年平均年利「5%」の場合-

  積立元本+増えた額 コスト
1年目 ¥410,748 12
2年目 ¥842,034 25
3年目 ¥1,294,885 39
4年目 ¥1,770,377 53
5年目 ¥2,269,645 68
6年目 ¥2,793,875 84
7年目 ¥3,344,318 100
8年目 ¥3,922,282 118
9年目 ¥4,529,144 136
10年目 ¥5,166,350 155
11年目 ¥5,835,416 175
12年目 ¥6,537,935 196
13年目 ¥7,275,581 218
14年目 ¥8,050,108 242
15年目 ¥8,863,362 266
16年目 ¥9,717,279 292
17年目 ¥10,613,891 318
18年目 ¥11,555,334 347
19年目 ¥12,543,849 376
20年目 ¥13,581,790 407
合計 3,628


完全に誤差のレベルとなってしまいました。ではSBI証券でSBI・バンガードを、楽天証券+楽天カード払いでeMAXIS Slim米国を、20年間つみたてNISAした場合にもらえる総ポイントを比較してみましょう。今回は楽天証券と楽天銀行の合わせ技である最終奥義「ハッピープログラム」も加算してみました。

 

-SBI証券でSBI・バンガード・S&P500-

①投信マイレージ/年率0.02%

  積立元本+増えた額 投信マイレージ
1年目 ¥410,748 82
2年目 ¥842,034 168
3年目 ¥1,294,885 259
4年目 ¥1,770,377 354
5年目 ¥2,269,645 454
6年目 ¥2,793,875 559
7年目 ¥3,344,318 669
8年目 ¥3,922,282 784
9年目 ¥4,529,144 906
10年目 ¥5,166,350 1,033
11年目 ¥5,835,416 1,167
12年目 ¥6,537,935 1,308
13年目 ¥7,275,581 1,455
14年目 ¥8,050,108 1,610
15年目 ¥8,863,362 1,773
16年目 ¥9,717,279 1,943
17年目 ¥10,613,891 2,123
18年目 ¥11,555,334 2,311
19年目 ¥12,543,849 2,509
20年目 ¥13,581,790 2,716
合計 24,184

 

-楽天証券でeMAXIS Slim米国株式(S&P500)-

①楽天カード払い/支払いの1%

②ハッピープログラム/投資信託の残高10万円につき毎月4ポイント

  積立元本+増えた額 楽天カード ハッピープログラム
1年目 ¥410,748 4,000 88
2年目 ¥842,034 4,000 284
3年目 ¥1,294,885 4,000 496
4年目 ¥1,770,377 4,000 720
5年目 ¥2,269,645 4,000 956
6年目 ¥2,793,875 4,000 1,208
7年目 ¥3,344,318 4,000 1,464
8年目 ¥3,922,282 4,000 1,736
9年目 ¥4,529,144 4,000 2,020
10年目 ¥5,166,350 4,000 2,328
11年目 ¥5,835,416 4,000 2,648
12年目 ¥6,537,935 4,000 2,980
13年目 ¥7,275,581 4,000 3,332
14年目 ¥8,050,108 4,000 3,696
15年目 ¥8,863,362 4,000 4,084
16年目 ¥9,717,279 4,000 4,496
17年目 ¥10,613,891 4,000 4,920
18年目 ¥11,555,334 4,000 5,376
19年目 ¥12,543,849 4,000 5,848
20年目 ¥13,581,790 4,000 6,340
合計
80,000 55,020
135,020

だいぶポイントで差がつきました。これならeMAXIS Slim米国株式(S&P500)を選んでも問題ないでしょう。ハッピープログラムなしでも十分お釣りがきます。

 

楽天ポイントは恐ろしいシステムやで

まとめ

9月に登場したSBI・バンガード・S&P500のインパクトは相当なものでしたが、それにちゃんと対抗してきたeMAXIS Slim米国株式(S&P500)も凄い商品だと改めて感じました。惜しむべきは、SBI・バンガードが登場した時点で「引き下げの検討するから待っといてや!」って表明だけでもしておけば良かったんですけどね。発表が遅くなったせいでSBI側に25億円流入してしまいましたし。

 

しかし何ですか、今回の一件でちょっと三菱UFJ国際投信を見直してしまったというか、eMAXISという商品のコスト追求に驚いてしまいましたよ。これからも信託報酬引き下げ合戦を牽引してもらいたいものです。