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【食うか】SBI・バンガード・S&P500 VS eMAXIS Slim米国株式(S&P500)【食われるか】

 

 

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「SBI・バンガード・S&P500」と「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」は、S&P500に連動する投資成果を目指す代表的なインデックス投資信託です。少し前まではeMAXIS Slim米国がS&P500インデックスの第一候補でしたが、SBIバンガードが出てからは情勢が変わりつつあります。はたしてSBIバンガードは、SBI証券の主力商品となるのでしょうか。

 

 

 

つみたてNISAに選ぶならどっち?

ファンドの目的は同じ

冒頭で書いた通り投資成果の目的は同じです。SBIバンガードはETF、eMAXIS Slim米国は現物運用なので多少の誤差は出ると思われますが、どちらを選んでも大体同じ結果になるでしょう。「バンガード社」に賭けるか「三菱UFJ国際投信」に賭けるか、もはや好みの問題になりそうです。

 

比較すべきはコスト

しかしながら、目的が同じであれば最終的に見るべきところは「コスト」です。長いお付き合いになるわけですから、継続的に支払うコストは低いに越したことはありません。

 

  SBI・バンガード・S&P500 eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
信託報酬 0.0938% 0.162%
隠れコスト 0.081%
実質コスト 0.243%

 

eMAXIS Slim米国は2019年4月25日に決算を迎え、運用報告書から年間の実質コストが公になりました。結果は増税前「0.243%」とかなり抑えられたコストでした。年40万円の投資に対して972円(利益が出ていればもうちょい多い)の手数料だった、ということですね。現在の信託報酬は増税後なので「0.165%」となっております。

 

一方SBIバンガードは運用間もないため、来年にならないと実質コストはわかりません。現在わかっているのは増税後「0.0938%」の信託報酬のみです。この時点で信託報酬の差は「0.0712%」となっており、この差が実質コストにどう効いてくるか気になるところ。とはいえ、SBIはバンガード社のETFを買うだけの作業なので、隠れコストが想定外に高くなるというのは今のところあまり考えにくいですな。

 

「0.0712%」の信託報酬差は金額にしていかほど?

簡単ではありますが、毎月の積立金額を33333円、年利5%、積立期間20年でシミュレーションし、20年間でかかる信託報酬の差「0.0712%」のみを算出してみました。

 

-20年平均年利「5%」の場合-

  積立元本+増えた額 コスト
1年目 ¥410,748 ¥292
2年目 ¥842,034 ¥600
3年目 ¥1,294,885 ¥922
4年目 ¥1,770,377 ¥1,261
5年目 ¥2,269,645 ¥1,616
6年目 ¥2,793,875 ¥1,989
7年目 ¥3,344,318 ¥2,381
8年目 ¥3,922,282 ¥2,793
9年目 ¥4,529,144 ¥3,225
10年目 ¥5,166,350 ¥3,678
11年目 ¥5,835,416 ¥4,155
12年目 ¥6,537,935 ¥4,655
13年目 ¥7,275,581 ¥5,180
14年目 ¥8,050,108 ¥5,732
15年目 ¥8,863,362 ¥6,311
16年目 ¥9,717,279 ¥6,919
17年目 ¥10,613,891 ¥7,557
18年目 ¥11,555,334 ¥8,227
19年目 ¥12,543,849 ¥8,931
20年目 ¥13,581,790 ¥9,670
合計 ¥86,094

「0.0712%」と言えど結構大きい金額になりますね。信託報酬の時点でSBIバンガードのほうがトータルで86094円安い結果となりました。仮に楽天証券+楽天カード払いでeMAXIS Slim米国を20年積み立てたら80000ポイント貯まりますが、楽天カードだけでは負けてしまいます。しかしハッピープログラムを併用すればeMAXIS Slim米国もまだまだいけそうな気がします。

 

eMAXIS Slim米国株式(S&P500)なら楽天証券で

SBI・バンガードは信託報酬でかなりの差をつけています。eMAXIS Slim米国で普通に対抗した場合は、実質コストで更に差が広がる可能性があります。対抗するなら楽天証券のポイントを駆使して差を埋める形になるでしょう。

 

もっとも、信託報酬についてすぐさま対抗しなかった時点で今回は勝負ありだと思います。S&P500のインデックス投資信託を選ぶなら、しばらくはSBI証券でSBI・バンガード・S&P500一択となりそうです。eMAXIS Slim米国の信託報酬引き下げを期待しましょう。